ブログをご覧の皆様
こんにちは。
TANGOYAリーガロイヤル店 栢野(カヤノ)です。
スーツをお仕立て頂く際には、色々なデザインを選択して頂くのですが、オプションで選択頂ける「AMFステッチ<¥2,000(+税)>」
よーく見て頂くと、衿の端に「テン・テン・テン・・・」とステッチが入っているのがご確認頂けると思います。
もともとは、ハンドメイドのテーラーさんが、湿気や乾燥によって表地と芯地が伸縮し型崩れするのを防ぎ、ラペル(衿)をしっかりと押さえシャープなラペルにする目的のために行っていた「星飾り」という技法を機械(専用ミシン)で再現したのが「AMFステッチ」。
この「AMF」とは、ハンドステッチミシンを開発した会社「アメリカン・マシン・ファウンドリー社」が略されたものなんですよ。
現在では、装飾的な役割が大きいAMFステッチですが、
手縫い風のステッチが、スーツの表情をぐっと引き締めてくれますし、高級感を演出してくれます!
個人的にもステッチなしのスーツでは何か物足りない気分・・・ステッチがないと満足できません(笑)
そして、
注目したいのがステッチを入れる位置です。
まず「AMFステッチ」をお選びいただいた場合
ステッチが入る場所は写真の赤い線の部分になります。
・衿(上衿、下衿)
・フロントカット
・胸ポケット
・腰ポケット/フラップ
そしてステッチを入れる位置ですが
「端から2mm内側(通称:ハンドコバ)」と、「端から7mm内側」どちらかお好みの位置にステッチを入れることができます。
※縫製工場によってステッチの入る位置が多少異なる場合もございます。
ステッチを入れる位置でどのように印象が変わるのか?
コバ=上品な印象
7mm巾=スポーティ・カジュアルな印象
よって、スーツにステッチをお入れになるお客様は2mm巾を選択される方が多いです。
一方、
カジュアルなジャケットでは、7mm巾のステッチで印象を変えてあげるのも良しです!
上品な印象のジャケットがお好みであれば、2mm巾のステッチをお勧め致します!
職場の方、取引先の方、すれ違うビジネスマン・・・
目を凝らして確認してみてはいかがでしょう?
さて、本日のブログ!!
実は1年前の8月3日に同じ内容を書いております(笑)
ブログを毎日見て下さっている方もいらっしゃると信じておりますが(笑)
初めて今回の内容を読んで下さる方もいらっしゃることでしょう!
良いと思った内容!
お伝えしたい内容!
そういったものは、何度もブログの場でご紹介させて頂くことがあると思います。
前にも見たことがあるな~という時は、復習だと思ってご覧頂けると嬉しいです!
TANGOYAでは
セールやフェア情報などお得な情報を
メールマガジンにて配信しております。
ぜひご登録下さいませ。