ブログをご覧の皆様こんばんは。
TANGOYAリーガロイヤル店 栢野(カヤノ)です。
成人式用のスーツ!
お受け取りのご来店も増えてまいりました。
生地をはじめ、細かなデザイン・ディテール
スーツのシルエットにつきましてもお話しさせて頂きながら創り上げた1着。
ドキドキ・ワクワクしながらご試着を頂いていることだと思います。
ご試着頂くなかで感じたことがあります。
「習慣っていうのは身体に染みついているなー」ということです。
ここでいう「習慣」というのは、パンツを履く際の「腰位置」のことを指しています。
ご試着を頂いた時に、
「ウエストが窮屈です・・・」
「太ってしまったのかな?」
というお客様が数日前から続いていまして、
皆さまに共通している点は・・・
パンツを履く腰位置が “低い位置” であるという点です。
採寸の時に「パンツを履くときの腰位置はどのあたりですか?」
とお話しをさせて頂き腰位置を決定し、そこから「ウエストサイズ」「股上の深さ」「股下の長さ」を確認していくのですが、
この腰位置によって、ウエスト・股上・股下と色々な部分のサイズが変わってくるんですよー
ちなみに
私がお勧めしている腰位置は「腰骨(ポコッと出っ張ている骨)の少し上」
パンツのポケットに指を引っ掛けて下に引っ張っても、
ずり下がることなく自然に止まってくれる位置です。
個人的には、スーツの場合は腰位置が高めの方がスマートに見えて格好良いと考えます!
普段、スーツを着慣れていない方や、股上が浅いデニムなどに慣れている方は、腰位置を低めにされる傾向があるように思います。
ウエスト位置が、腰骨の出っ張ている部分(低め)になりますと、その分ウエストは広がります。
採寸の時、多くのお客様は腰位置を腰骨の上で設定し、ウエストサイズや股上の深さを決めているのですが、出来上がりまでのお時間が約1か月ありますからね。
普段からスーツを着ていない方は、
いつもデニムなどで履き慣れている腰位置で履いてしまいますよね!
ご試着を頂きましたお客様も、採寸時に合わせた腰位置に戻してあげると、ウエストや股上の深さ、靴にかかるパンツの長さもバランスの良いものとなりました!
「太ったんじゃなかったのねー!」と一安心されていらっしゃるお母様の姿が印象的でした!
パンツのサイズ、シルエットを決めていくうえでの「腰位置」
とても大切なポイントになりますので、
スーツの時、カジュアルウェアの時、それぞれの腰位置を意識してみましょう!
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