こんにちは。
首から下だけ英国紳士、
天文館店 永瀬です。
今日は、革靴の中でも定番中の定番、
「内羽根ストレートチップ」 について。
街を歩いていたら1足は見かけるであろうこの形。
爪先を横切るような縫い目の切り替えがついた、超々普遍的なこの形です。
冠でも婚でも葬でも祭でもOK!
フォーマルなこの1足。
ただ、
考えてみてください。
こんなスタンダードなデザインをわざわざオーダーで作る理由。
・・・。
永瀬が思う 「内羽根ストレートチップをオーダーする理由」を
今回のブログに書いてみます。長くなったらごめんなさい。
1.サイズを細かく決められる
言うまでもないですが、サイズはか~な~り大事なのでコチラのメリットは大きいかと。
当店取り扱いの宮城興業に関しましては、
サンプルシューズをご試着いただいた上で、
縦の長さ(レングス) と 横の幅(ワイズ、ウィズ)も左右別々に選べます。
「気にせず同サイズで!」と言う事もありますが、左右でサイズが異なるお客様も事実多いです。
(大体利き足が少し甲高だったり、ハーフサイズ位長かったり・・・そんな感じの微々たる差です。)
サイズ選びについては先日の記事(直下のリンク)にも書いていますので、ご参考までにどうぞ。
2.オーダーらしい仕様を細かく組み込める
例えば・・・
腰裏(ライニング)の色が選べる
フォーマルな見た目だからこそ、見えない部分に拘りたい。
そんな気持ちを叶えるのがコチラ。ほんのりグリーンが個性的。且つ悪目立ちしない。
オーダーらしくあり、丁度良い味付け(?)のように感じます。
お客様先や会食で靴を脱いだ時にもGOODですよね。
実際のところ、革の性質上どうしても靴下に色が移ってしまうんですが、
そもそも淡色の靴下を合わせる機会の方が少ないと思うので、
僕は全く気にしていません(あくまで個人的見解です。)
腰裏は赤とか緑とかベージュとか、思い思いの色でいっちゃいましょう。
本底(アウトソール)の仕様が選べる
革底(レザーソール)がクラシックでカッコいいんですが、
街履きで滑る事があるので、オススメはハーフラバーです。
特に写真の貼り方であれば、側面からラバーが見えづらくもあり、
体重がかかる所はしっかりカバー出来るので、カッコよさと滑り止め要素どちらもクリア。
側面(コバ)の仕様が選べる
これは本当に細かい所ですが、ソール側面の削り方まで選べます。
個人的なオススメは写真のコチラ。
前半分は平たく削って、土踏まずは丸く削っています。
別角度からパシャリ。
コチラは1足20万円クラスの英国靴でも使われている仕様。
土踏まずのシェイプが綺麗に仕上がり、見た目の高級感が出るのが特徴です。
土踏まずのシェイプがある靴は、シルエットも綺麗ですし、足も疲れにくいです。
合わない靴を履いて、必要以上に母指球を踏ん張るあの感覚が少ない。最高。そんな感じです。
はい、
そこそこなボリュームで書きましたが、選べる仕様の一部をご紹介してみました。
シンプルな内羽根ストレートチップでも(だからこそ?)、
ここまで触れる箇所があるんですね~。
詳細(もっと細かく話せます笑)に関しましては是非店頭にてお話出来ればと思います。
そしてそして、
これも僕が思う宮城興業の特徴。
ステッチワークが・・・
とっても綺麗なんです。
縫いのピッチが綺麗な靴はヨーロッパ由来であったり、
それをモチーフに作っているものが多いんです。
実際に取り扱っている身から申し上げるならば、、、
宮城興業は、 英国靴ベースの made in Japan シューメーカー と言った感じです。
逆にアメリカ靴はガツガツと縫われてタフな印象であったりします。
ステッチも歪んでいたり、飛んでいたりすることもザラにありますが、
これも国民性と言いますか風合いと言いますか、、、そのガサツな仕上げがまた違った良さかなと。
※ディスっている訳ではありません。ブーツをデニムに合わせるコーデもすっごくカッコいいですし。
当店では宮城興業の完成品サンプルも多数ご用意しておりますので、
どうぞお気軽に手に取ってご覧ください。 (※並木通り店は宮城興業の取り扱いがございません。ご注意ください。)
さてさて、
今回散々熱弁しました宮城工業のオーダーシューズ、
¥39,000(税込¥42,900)~
にてご注文いただけます。
キレイな靴を履くと、背筋も自然とシャンと伸びますよね。
是非今春に向けてご検討いただければと思います。
お気軽にご相談くださいね。
ではでは、
以上、天文館店 永瀬でした~。
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