こんにちは。
TANGOYA並木通り店 栢野(カヤノ)です。
毎日更新しているTANGOYAブログ。
以前、勤務していたリーガロイヤル店時代と比べると、私が更新する頻度は少なくなりました。
スタイリスト野口/平野が「どんなことを皆様にお伝えしようか?」考えながら頑張って書いてくれていますからね~
お客様との会話・スーツ創りの時間や、プライベートな時間でも
「おっ、これはブログで皆様にもお伝えしたい!」そう思うことが沢山あります。
今日のお題目。
「友人や尊敬している先輩・上司からの言葉!」
この言葉の力って大きいなーと感じる出来事がありました。
先日のリーガロイヤル店勤務でのこと。
これまで沢山のスーツをご注文頂いているお客様が、初めてオーダースーツを注文する後輩社員の方に
「これだけは伝えたいことがある!」
「騙されたと思ってこれはして欲しい!」
そのように仰るのです。
それは「本切羽(ほんせっぱ)」

「本切羽」 釦ホールも立体的に見えますね。
本切羽/本開きと言われる形は、実際に釦穴が開いていて、釦の止め外しが可能な形になっています。
通常は、袖釦は飾りで付けられる場合が多く、「開きみせ」という仕立て方が一般的で、開くようには見えますが、その中身は筒袖と同じです。

開け見せ仕様! スタンダードな仕立てです。
「せっかく水牛釦やナット釦!釦までこだわるんだったら、本切羽はした方が良い!」
「釦ホールの立体感が全く違うよ!!」
やはり信頼している先輩からお勧めされると挑戦したくなるものです(笑)
スタイリストの言葉ももちろん大切ですし、
「良いモノは良い!!」
誇りと責任感を持って、ひとつひとつの提案をしていますし、
お客様と会話を重ねる中で、より良いモノをお勧めしていきたい!という気持ちで取り組んでいます。
でも、関係性の深い人からの言葉は、なんとなく信じれたり納得できたりしませんか?
・知らない店、知らない人
・知っている店、仲の良い店員、ブログなどを通してどんな人か分かっている場合。
どちらの方が安心感や信頼感があるのか?
ということなのかなと。
僕たちスタイリストとお客様は、もともと知り合いや友達といった関係性ではない場合が多いです。
そのなかで、スーツ創りの時間を通して、ブログなどでの発信を通して、
スーツのプロとして、
栢野という個人として、
色々な情報や、感じたことを発信していこう。
そうして、あなたの関係性の深い方から勧められた時に感じる「安心感」「納得感」「信頼感」
それを感じて頂ける関係性を深めていけるよう精進していきます!ということ(笑)
Y様。
TANGOYAのスタイリストかと錯覚をするほどのプレゼンテーションでした(笑)
ご自身が良い!と感じたことを周りの方に伝えて下さったおかげで、後輩社員のスーツ創りにひとつのこだわりが加わりましたね。
素敵な1着となるよう想いを込めて。
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