こんばんわ。
TANGOYA FFB店山之口です。
そういえば 今日も60年代後半の英国ロックシーンが好きで、モッズ系のスーツ
も好きとおっしゃるお客様がいらっしゃいました。ただでさえ採寸に時間がかかりすぎる
と自覚している私、そこら辺の話を始めたら時間がいくらあっても足りないと踏み、
あたらず触らずで採寸に集中した次第です。
ところで TANGOYA FFB店看板娘の蔵本に先日マオカラースーツって知ってる?
と聞いたら 知らない と言われました。 なるほど。 それもそうだな。
もう呼び名も変えた方がいいだろう、ということで、私はソレをスタンドカラースーツ
と呼ぼうと思っています。その方が分かりやすいし・・。もうマオもないだろう・・・と。
画像は某市某議員様のスタンドカラースーツ出来上がり。(黒無地 下は2タックパンツ イカシテマス。)
スタンドカラーといえば・・YMOご存じですよね。40代の方なら懐かしのテクノポリス
って曲も。彼らのセカンドアルバム。ソリッドステイトサーバイバーに入っていました。
そのアルバムジャケットがけっこうイケテましたね。まさにサイバーパンク
なムード。メンバーの3人以外の2人はお人形ですが、これはショールームダミー
ってわけで、マニアには受ける構図でしょう。マオカラースーツ決まってます。
当時はあまり政治的なことも考えませんでしたけどね。
このアルバム(当時CDはなかった)の初版は透明の黄色いレコードだったと知っている人はもういないかもですね。画像を貼っておきます。
おまけ:透明といえばテクノポップの始祖鳥のようなFAUST、私は
YMOが活躍したころ、そのFAUST(ドイツ)のファーストアルバム(わかりにきいな)(ゲーテともカンケーないです)
の復刻版を手に入れたのですが、透明のビニールのレコードジャケットに
手のレントゲン写真、もちろんレコード自体も透明、中のカードも透明というレアものでした。
日本には10枚くらいしか輸入されなかっただろうと手に入れた時の幸せを思い出しました。
ところでしかしせっかくそういうレアな宝物を持っていても自分以外に誰もソレを
知らない場合、誰に話しても ふ~ん で終わってしまうので本当に孤独です。
そして誰にも話さなくなるという話です。こういうことは人それぞれ誰もが
経験していることかと思います。
それではその仕方がないFAUSTのアルバムも一応貼りつけて失礼します。
最後に スタンドカラースーツはジャガード生地や原色系を使うとステキな
仕上がりになります。興味のある方は是非FFB店へ。