こんにちは。
TANGOYA並木通り店 栢野(カヤノ)です。
寒さの厳しい日が続いていますね。
マフラー・手袋は必須でしょう!
欲を言えば、耳当て。
これは素晴らしい!
耳当てを付けるのと付けないのでは全く寒さの感じ方も変わります。
非常に温かい!
ただ、街行く方々を眺めてみると”耳当てしている人”
ほとんど居ない~(笑)
ご年配の方か小さなお子様たちくらいかな…
最近、Instagramで用いられるフォトジェニック風に画像加工をしてみましたが、街中での違和感は隠しきれません(笑)
はい!
そんな本日は、ひとつ加わるとガラッと印象が変わる!
ディテールをご紹介致します。
釦ホール・衿穴の色糸指定。
通常は生地と同系色の糸により、釦ホールや衿穴を縫っていくのですが、その色糸を変えることもできるのです!
写真のスーツは、ブラウン無地のスーツに「エンジ色」で袖の釦ホール・衿穴を縫っています。
ブラウンとエンジの相性の良さを改めて感じます。
ここからは、私の個人的な考えです。
この色糸変更。
既製品では、なかなか無い「オーダーならでは!」の部分ですし、お洒落な雰囲気や遊び心を演出する素敵なディテールです。
ただ、印象としては「カジュアル」寄りになりますので、TPPO(時・場所・人・場合)によっては、お洒落や遊び心が、かえって印象付けとしてマイナスになってしまう場合もある…という点は踏まえておくべきだと考えています。
ビジネスシーンをはじめフォーマルな場面…
また、「定番の1着を」「装いを通して誠実さや安心感を与えたい」そんな想いをお持ちの方は、やはり同系色(色糸指定なし)がベストだと思うのです。
※写真でご紹介のスーツをご注文頂きましたお客様は今回で4着目。1着目の時から色糸を変更されていらっしゃるのですが、生地の色柄・糸の色、着用場面や印象付けetc…入念にお話させて頂きお選び頂いているのです。
「カヤノさんは、色糸変更を最初は勧めてなかったよね?」
「ただ、しっかりと話しをしたうえで、最後に後押ししてくれたのもカヤノさんだ!」
と、当初のやりとり(色糸を入れる・入れない)を笑い話としてお話してくださる素敵なお客様です!
スタイリストとお客様がしっかりと会話を重ねる中で創り上げるのもオーダーの醍醐味ですし、我々スタイリストの役目!
オーダーならではで自分好みのデザインを!
プライベートで愉しむジャケット遊び心を!
そうお考えのお客様は、衿穴や袖釦にアクセントを加えてあげるのもひとつではないでしょうか?
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