こんにちは。
リーガロイヤル店 カヤノです。
本日は、
終日、雨模様・・・
傘が手放せない1日となりましたね。
天気の悪い日は、
・外出時に濡れてしまう(朝のごみ捨てが憂鬱になる)
・洗濯物が乾かない
・腰が痛む 等々
嫌なことが多いですが(笑)
少年だったあの頃は、傘も差さずに外で遊んだり(妙に水溜りに入りたがる)、好きだった女の子が傘を忘れた時に「僕の傘を使いなよ!」と渡し、ずぶ濡れになりながら帰宅後、ドライヤーで教科書を乾かしたこともありました。
ちなみに、傘を渡した子には振られてしまいましたが(笑)
甘酢っぱい
いや!
酸っぱい青春です!
前置きが大変長くなりましたが、
本日は、水溜り好きの少年時代の自分を思い返しながら
パンツの裾「ダブル(折り返し)」についてお話したいと思います。
オーダースーツ・パンツのデザインを決めていくなかで、「パンツの裾はシングルにしますか?ダブルにしますか?」とお尋ねさせて頂いていますが、パンツの裾が真っ直ぐ降りているのがシングル・折り返してあるのがダブルです。
フォーマルな場面では厳格な決まりはありますが、今日のビジネスシーンでは「シングル・ダブル」どちらをお選びになられてもよろしいかと思います。
ちなみに、冠婚葬祭で着用する礼服については、パンツの裾は折り返しのないシングルが基本です。
本日は、ダブルのみに絞ってご紹介いたします。
ちなみに、もともとパンツの裾はシングルのみでした。
ダブルの発祥として最も有力な説は、なんと雨の日のパーティー!
(アメリカでの結婚式だったという説も)
パーティー開催の日
雨が降り、水溜りもできていたのでしょう。
お洒落な英国紳士は、パンツの裾を濡らさないように「裾を折り返し」会場へ向います。
なんとか裾を濡らすことなく到着。
しかし・・・
折り返した裾を元に戻すことなく、そのまま会場入り。
その姿を見た周囲の人達は、新しいファッションだ!お洒落だ!と真似たところから始まったと言われています。
お洒落な紳士が、雨に濡れるのを気にせずに裾を折り返していなかったら・・・
折り返した裾を見て周囲の人が「格好悪い」と思っていたら・・・
お洒落とは不思議なのですね。
TANGOYA リーガロイヤル店 栢野(カヤノ)