こんにちは。
TANGOYA並木通り店 栢野(カヤノ)です。
「シングルブレステッド」・「ダブルブレステッド」
スーツを正面から見た時に、全く表情が異なるこのふたつ。
本日は、それぞれの違いをご紹介。
<お話の前にPOINT>
釦ホールがある「上前」
釦が付いている「下前」
※上前と下前の重なりを「打ち合い」と言います。
皆様に馴染みのあるであろう”シングルブレステッド”のスーツ。
打ち合いの幅が浅く、フロント釦が下前のみに縦に1列付いているものを指します。
一方、”ダブルブレステッド”のスーツ。
シングルブレステッドに比べ…
…よし!そろそろ「シングル」・「ダブル」と略してお話しますね(笑)
シングルに比べ打ち合いが深く、フロント釦が下前・上前ともに付き、着用時には釦が縦2列に見えるものを指します。
フロントに釦が2列付くという視覚的な影響もあり、シングルに比べ重厚な印象となるのです。
なぜ、わざわざフロント部分を重ねているのか?
…
知ることが増えるごとに、疑問も沸いてきて…
また調べる!
この繰り返しでしょう(笑)
人に訊いたり、書物を読んだり
人生、日々勉強です!!
さて、フロント部分の重なり(打ち合い)が深い理由を調べました!
シングルに比べ、保温性や防風性といった機能性を求められる「軍服」から着想を得たデザインだと言われているようです。
どうりで、威厳・貫禄・重厚な雰囲気が漂うわけだ。
選ぶ色柄はもちろんですが、デザインによっても印象をコントロールすることが出来ます!
本日、ご紹介しているダブル仕立ては、私の兄さん的存在のお客様からご注文を頂きました1着。
前回は、ネイビーに細かなシャドーストライプが流れる落ち着いた色柄でダブルを仕立てて頂きました。
ダブルブレスト自体が特徴的なデザインなので、初めて挑戦される方は、無地やシャドーストライプ、シャドーチェックなど、無地に見えるような柄を選ばれると、ビジネスシーンでも取り入れ易いのではないでしょうか?
2着目、3着目になると、
ちょいと遊び心のある色柄の生地、釦などで仕立ててみてはいかがでしょう?
同じダブルのデザインでも、選ぶ生地、釦、裏地などで印象も異なります!
ビジネスシーンにおいては、実際に着用可能な職種・業種・職場など、皆様の判断が必要ですが、
「先頭に立って周りの方々を引っ張っていく!」
そんな方にお勧めのダブルブレステッド。
是非お試しあれ。
ふぅ
カタカナだらけで読むのも疲れたでしょう。
最後までありがとうございます。
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