こんばんは。
リーガロイヤル店 カヤノです。
「スタイリッシュなシルエットにしてください!」
「細見ですっきりとした形にしてください!」
パンツの採寸を進めていく際に、多くの方から上記のようなご要望を頂戴します。
ウエスト・ヒップ・太もも・ふくらはぎのサイズも千差万別。
そのなかで、ゆったり・スッキリ・かな~りタイトなシルエットなどお客様のイメージに少しでも近い仕立て上がりにしたいと考えています。
「タイトとピチピチ・パツパツは紙一重」
それを踏まえてこちらをご覧ください。
① 1日の仕事を経てシワが入っていますがご了承ください。
スッキリとしたシルエットではないでしょうか?
② ①のスラックスに比べるとタイトなシルエットになっていませんか?
しかし・・・
ふくらはぎの辺り・・・
なんだか苦しそう・・・
ふくらはぎの形が浮き出てしまっていますね(笑)
コットンパンツやデニムなどのカジュアルパンツであれば、このくらいタイトなシルエットも格好良いですが、スラックスになると窮屈に感じました。
「ふともも周りのゆとり(渡り幅)・ヒザ周りのゆとり(ヒザ幅)」は①・②ともに同じサイズなんです。
ただ1か所「裾口幅」を周囲で2センチほど狭く仕立ててみました。
①裾口幅18.5㎝
②裾口幅17.5㎝
今回は自分自身のスラックスで、どこまでタイトなシルエットにすることができるのか実験の意味も込めての挑戦でしたが
無念
私のふくらはぎに裾口幅17.5㎝は、窮屈に感じるピチピチシルエットだったということです(笑)
もちろんお好みもありますので、②くらい細いシルエットでお仕立ていただく方もいらっしゃいますが、あまり細くし過ぎると座る時・膝を曲げる時が苦しくなってしまいます。
椅子から立った時に、裾が上がったまま落ちてこないなんてことも・・・
本日は私の仕立て上がりの結果報告となりましたが、
みなさん、お好みのシルエットがあろうかと思います。
タイトなシルエットでもどこまで細くできるのか!
お客様のご要望に加え、私達スタイリストからもご提案させていただきますので、一緒にお好みのシルエットを決めていきましょう!
TANGOYA リーガロイヤル店 栢野(カヤノ)
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