今が旬!ベルベットのジャケット

こんにちは!みなさん!
このブログを見て頂いてる全ての方に感謝です。
毎日ホントに寒いです(*_*)3日までこの寒さ続くみたいなので、
風邪などの体調管理には十分気をつけて下さい。

今日はこの寒い中、着ているとまた一段と映えて目立つ、ベルベット地のジャケットを
ご紹介したいと思います。このジャケットは、北九州市在中のN様にお作り頂いたもので、
ご夫婦共に大変よくして頂いてます。 本当に有難うございます。m(__)m

f:id:tangoya-r:20120126171932j:image:w640
f:id:tangoya-r:20120126172133j:image:w360:left
今回のジャケット使用は、NIEDIECKベルベット地(綿73%、レーヨン27%)をベースに、裏地は紺のジャガードスラント柄、白糸の見返しPステッチ、釦は黒のナットで本切羽にしました。
それにしても、この独特の風合いは他のウール地には真似出来ない上品らしさがあり、高級感メッチャ漂っています。(☆_☆)
f:id:tangoya-r:20120126172710j:image:w360:left♪ここでまた・・ちっとうんちく。。(^^ヾ
この時期になると、ベルベットベロア地の服を着てる方も多く、目にすることあると思いますが、その違いは・・・ と聞かれると業界の方でも、あまり上手く話せる人は少ないと思います。
逆に言うと、それほど差はなく、同じようなものということです。

少し詳しく話すと、ベルベット(英語: velvet)は、平織か綾織の経糸にパイルを織り出したパイル織物の一種で,他の国ではヴェロア(仏:velours)、 ビロード(ポルトガル語: veludo、スペイン語: villodo)、とも呼ばれています。

柔らかで上品な手触りと深い光沢感が特長で、フォ-マル・ドレスやカーテンに等に用いられてます。見た目は、ほとんど変わりません。 が、あえて違う所?と言うなら、
しいて言うなら(^O^)、、ベルベットよりもベロアのほうが、若干毛足が長いです

あと、分類で分けると、ベルベットは「織物」で、ベロアは「ニット(編み物)」に属し、
2つを使い分けるとしたら製法で、双方の製造方法が全く違う所にあります。
ベルベット⇒ベルベットは2枚の生地の間にパイル糸を織り込み、その後カットして2枚のベルベットにしています。
ベロア⇒ベロアは2本の引きそろえた糸を編み、うち1本(パイル糸)を引き出し、パイル糸のループを切断してカットパイルにしたものです。

違うポイントは製法だけですベルベットベロアもビロードも語源はラテン語らしく、元は同じものなのですが、現在繊維の業界では微妙に使い分けられていますね。

結構長くなったので、今日はこのへんで(^O^)/

TANGOYA 阿部